今日は渋谷O-EastにCANADIAN ROCK & RULEを見に行ってきた。
まず一番手はJASON COLLETT。ARTS & CRAFTSに所属するシンガーソングライターで、今日のライブではStarsのエイミーもゲストヴォーカルとして参加。比較的オーソドックスな曲が多く、取り立てて歌がすごくうまいってもんでもないけど、非常にしっかりしていて楽しめるステージ。バックのバンドも含めてけっこうよかった。
二番手はStarsのヴォーカルでもあるAMY MILLAN。Starsとは違って落ち着いた曲が多く、いかにもシンガーソングライターっぽい曲が多かった。声とかはとても好きですけど、やっぱStarsとして来日してほしい。
三番手はBEDOUIN SOUNDCLASH。ギターヴォーカルとベースとドラムの3人組で、ちょっとShe Wants Revengeとか思い出した。ちょっとポストパンクっぽい感じで悪くない感じだけど、個人的にこの手のバンドにはちょっと飽きちゃってる面も。ドラムもベースもけっこう凝ったことをやっているようで意外と単調なんですよね。
で、トリがTHE NEW PORNOGRAPHERS。これはさすが。今回の目玉でトリだけのことはある。
ネットで試聴した時はなんかピンとこなかったんですが、男女のヴォーカルを含む7人編成の大所帯で、本当に迫力会って楽しいステージを見せてくれました。いわゆるパワーポップ的な曲が多いけど、大所帯ならではの音の厚みとよく練られた演奏でぜんぜん単調じゃなかった。
キーボードとかピアニカとか担当しているメンバーがなぜか非常に日本語が達者で、彼の日本語MCのウケた。
Broken Social Scene,Stars,The Dears,Death From Above 1979,Metricが出た一昨年のCanada Wetに比べるとさすがにメンバー弱かったけど、やっぱカナダのバンドって楽しい感じがある。ARTS & CRAFTSのツアーとかやってほしいですね。