今年は2日目だけ参戦。
もうちっと踊らせてくれる感じがいいなと思ったけど、最後のほうでしっかり盛り上がった感じ。前半は少しアウトロが長い。
- MUTEMATH
ほぼ知らない状態だったんだけどこれはすごい!
ジャケットにネクタイという格好で甘い声のヴォーカルからはマルーン5みたい感じさえ想像しちゃうのですが、やる音楽は全然違う。とにかくドラマーが変態的でぐいぐい引っ張る。曲としてはアメリカのハードロックみたいなわかりやすいメロディではあるんだけど、ひねりにひねったリズムと展開が見事。
「キャッチーさ」と「演奏のパワフルさ」、「音楽的なこだわり」の3つをすべて持っている希有なバンドだと思う。
本日のベストアクト。
- BEDOUIN SOUNDCLASH
カナダ出身の3人組。レゲエ+ロックというようなバンド。レゲエのリズムながらロック的な変化もついていて飽きさせないし、なによりも昼のビーチステージにぴったり。楽しかった!
RADWIMPSはデビュー当初にCDを試聴してその歌のうまさに、「絶対成功する」と思ったのですが、まさかここまでビッグになるとは…。
野田洋次郎の歌のうまさは日本の若手バンドの男性ヴォーカルの中では抜けてる。スタジアムのライブできちんと歌詞が聞き取れるバンドって日本のバンドだとそんなないですし、ファルセットでも声が伸びる。演奏はややギターがもたつくところがありますが、あれだけ複雑な曲をこなせるのはリズム隊がそこそこしっかりしているからだと思う。
曲の世界の狭さみたいなものがなくなれば、さらに大きなバンドになるかも。
ヴォーカルにRADWIMPSの野田洋次郎の半分でも歌のうまさがあれば…。
演奏はタイトでなかなかカッコイイんですけど。あと、ブランキーとかミッシェルに比べると色気みたいなもんがない。
途中で出て来てしまいました。
- CAFE TACVBA
メキシコを代表するバンドということですが、これは楽しい!
ヴォーカルが150センチもないくらいの背の低い人なんですが、ラテンのリズムとサービス精神でとにかく客をのせるし、バックもおじさんなのに皆お茶目で楽しい。
まだまだ時間があるのに客をステージに乗せて大盛り上がり、ここからどうやってもう1回盛り上げるんだ?と思ったら、ドラム以外の4人で謎のダンス。
演奏は音源に頼ったりする部分もあるんだけど、とにかくバンドのメンバー全員がエンターテイナー。メキシコで人気があるのも納得。
CAFE TACVBAが終ってから駆けつけたんで、ちょうど"In My Place"をやっちゃったところ。そのあとiPodのCMの曲なんかをやって、"Fix You"のギターがカッコイイなと思ったり。
正直、最近の曲はそんなに好きでもないので、まあ何となく見てたんだけど、クリスによる”世界で一つだけの花”のカバーから"Yellow"キター!
後ろにいたんで周りはそんな歌ってなかったけど、歌った。周りが歌ってない分、歌詞に自信がない部分はちゃんと歌えませんでしたけど。
それでまあ満足してたら、自分の目の前のLブロック後方に小ちゃいステージが設置され、そこにメンバー全員が集結。アコギで"Scientist"やった。これはセカンドで一番好きな曲だし、今日はLブッロクが勝ち組!
その後、アリシア・キースがピアノで飛び入りして"Clocks"も披露。まあ、さすがのビッグバンドですね。
MUSEのマットもColdplayのクリスもともにナルシストだと思うけど、クリスは周りを巻き込むナルシスト。
というわけで満足できたサマソニでしたが、不満はコロナビール。
今年からスポンサーがコロナになって会場はコロナビールが多いんだけど、薄すぎ…。