2日目:忍者博物館でニンニン

 2日目は伊賀上野へ。同じ三重県だけど、けっこう離れている。伊賀はけっこう山里って感じ。大学時代日本史専攻だった影響で、大学の友人と旅行行くと必ず城見てるんだけど、今回見た伊賀上野城は、とにかく石垣が高い。忍者だって上るの大変そう。天守閣は復元(というか、本物はできる直前に壊れてそのままつくられず)で、特にどうってことないんだけど、天守閣の1番上の階の天井に、この復元に尽力した川崎克って人の知り合いの書とかが飾ってあって、尾崎行雄とか近衛文麿岡田啓介、清浦奎吾、金子堅太郎なんてところから宇垣一成、南次郎なんて軍人とかまであって、日本史をかじったものとしては何となく面白かった。
 それから、城の敷地内にある忍者博物館へ。係員の人が実際に忍者屋敷の仕組みを説明してくれたりするんだけど、なんか忍者のこだわりってすごいんだかアホっぽいんだかわかんないところがあって、そこがまた面白いと言えば面白い。博物館のビデオで見た忍者の武術とか、凝ってると言えば凝ってるけど、ほんとに使えるかはかなり疑問。手裏剣なんか投げてるんだけど、距離近すぎ。あの間合いじゃ、投げる前に切られる。でも、とりあえず気分はニンニン。
 帰りは名古屋まで行って、そこから新幹線。名古屋の駅で味噌に込みうどん食べて、天むす買って新幹線の中で食べた。