Lacrosse/Bandages For The Heart

 デビューアルバムを去年のベストアルバムの第5位にもあげたスウェーデンの6人組Lacrosseの2ndアルバム。
 HMVの売り文句に「Vampire Weekend好きにはオススメ!」とあって、「1stからすると、そんな感じじゃなくね?」と思っていたのですが、3曲目の"All The Little Things That You Do"あたりからの連想なんでしょうか?
 確かに8曲目の"My Stop"でのパーカッションの連打なんかを聴くと、、ちょっとそれっぽく感じるかもしれません。
 ただ、アルバムを通して聴いてみると、内容はあくまでもいかにも的なスウェーデンのインディーポップ。キーボードを含めた賑やかな楽器に男女のツインヴォーカルがのる形で、楽しくそれでいてセンチメンタルな空間を作り上げています。
 そして今回のアルバムでは特に女性ヴォーカルのNina Wähäのロリータっぽい声が特にいいです。
 アルバムのラストの"What's Wrong With Love?"ではその魅力が炸裂といった感じです。前作でもラストに"This New Year Will Be For You And Me"という名曲がありましたが、今回もラストに最高に甘くおセンチなナンバーが控えています。
 この他にも2曲目の"You Are Blind"、7曲目の"Song In The Morning"なんかもいいですね。
 1stにつづいて、インディーポップ好きにはツボにハマるアルバムではないでしょうか。
 ちなみにジャケの絵もかわいいですが、ジャケの中のクマはさらにかわいいです。
 
 試聴はこちら↓
 http://www.myspace.com/lacrossesthlm


Bandages For The Heart
LACROSSE
B001UDPBPU