昨日行って来ました。かなり久々のライブでしたが楽しかった!
どんな編成で来るのかと思ったら6人編成で登場。ドラムとベースは固定で他のメンバーがアコーディオンやったりホーンを吹いたりオルガンを弾いたりで、ザックもウクレレ弾いたりトランペットを吹いたり。曲によってはホーンが3人いて、しっかりとしたドラムとベースの上にホーンが響いてかっこ良い!
今回のライブを見るとBeirutのやりたいことがTV On The RadioのDavid Sitekのそれに近い気がした。
TV On The Radioは黒人音楽をものすごくタイトなリズムの中に閉じ込めたわけだけど、Beirutはバルカン半島やジプシーの奔放な音楽をタイトなリズムの中に閉じ込めた感じ。
これは別の所でのライブの動画だけど、こんな感じでトランペットが入ったりしてもジャズの即興演奏のようには決してならずに、あくまでもループするようなリズムの上に乗っかってる。もっとルーズになってもよさそうな音楽なのにきちんと統制がとれていて、そこにザックの哀愁を帯びた声や迫力のあるホーンが絡む展開は、生で聴くとCDよりもさらにかっこいいです。
やや、似たような曲が多いという欠点はあるのですが、非常に盛り上がれたライブでしたね。
Rip Tide
Beirut