2023年ベストアルバム

 毎年やっているので一応やりますが、今年もあんま枚数聞けてない+11月末のチバユウスケの訃報で、そこからチバユウスケ追悼月間になってしまって、ブログでの紹介もできませんでした。

 本当はMr.Children「miss you」やSufjan Stevens「Javelin」も買ったのですが、ブログに書けずに終わっています。

 そんな感じであんまり参考にならないかもしれませんが、とりあえず5枚だけ紹介します(ただし5枚といっても結局全部ダウンロード)。

 

 

1位 Anjimile / The King

 

 

 マラウイ共和国にルーツをもつボストン出身のノンバイナリーのアーティスト、Anjimile(アンジマリ)の2ndアルバム。

 本人が「Giver Takerが祈りのアルバムだとしたら、The Kingは呪いのアルバムだ」とプレリリースの時に述べたそうですが、まさにそういう感じです。

 冒頭の"The King"の途中から一気に世界に引き込まれますね。

 


www.youtube.com

 

 

2位 Daughter / Stereo Mind Game

 

 

 Daughter、7年ブルのニューアルバム。途中で、ボーカルのエレナ・トンラのソロであるEx:Re名義のアルバムはありましたけど、Daughter本体は本当に久々。

 Ex:Reのアルバムも良かったですが、やはりDaughter本体になると、イゴール・へフェリのギターが加わってさらに良い。

 4曲目の"Dandelion"の後半のギターに電子音を合わせてくるところとかは最高ですね。

 


www.youtube.com

 

 

3位 崎山蒼志 / i 触れる SAD UFO

 

 

 崎山蒼志のメジャーでの3rdアルバム。

 前作の「Face To Time Case」は"嘘じゃない"をはじめとしてメロディは良かったのですが、ストリングスなどを用いたせいで持ち前のグルーヴ感が隠れてしまったように感じがしましたが、今作はやや地味ながら崎山蒼氏ならではのグルーヴ感が感じられていいですね。

 


www.youtube.com

 

 

4位 RAYE / My 21st Century Blues

 

My 21st Century Blues

My 21st Century Blues

  • アーティスト:Raye
  • Membran
Amazon

 

 RAYE(レイ)はイギリスのシンガーソングライターで、イギリス人の父親とガーナとスイスをルーツに持つ母親から生まれたそうです。2010年代半ばから活動をしており、注目も浴びていましたが、今作が初のフルアルバムになるそうです。

 タイトルは「Blues」となっていますが、前半の曲はダンスミュージック色も強く、そこにさまざまな音楽的な要素が盛り込まれています。そして、それをすべて歌いこなしており、上手いですね。

 


www.youtube.com

 

 

5位 Sufjan Stevens / Javelin

 

 

 Sufjan Stevensのニューアルバムですけど、相変わらずの良さがありますね。

 チバユウスケの訃報のあとに聴きましたが、そういった沈んだ状態でも沁みます。

 以下で紹介している"So Yo Are Tired"もとっても沁みます。

 


www.youtube.com