「CHANGE」第1回

 「CHANGE」の第1回。政治経済を教えている教員としてはチェックせざるを得ない。
 政治にまったく興味のないキムタクが政治家、そして総理になるという、まあ荒唐無稽なストーリーですが、政治家になるルートとしては、政治家の親父の急死→弔い合戦に担ぎだされるという唯一ありえるような展開。
 「肉親」+「顔がいい」という要素だけで担ぎだされたところは好感?がもてる。
 阿部寛選挙プランナーも、まあドラマってことで。

 
 でも、いくつか突っ込みも。

 大逆転という展開をしたいのはわかるけど、国政選挙では必ず出口調査があってフジテレビだってやってるんだから、出口調査で「接戦です」くらいの前情報があっても。
 あと、いくらなんでも29ポイント差(でしたっけ?)は逆転できないんじゃないかな?
 せめて15ポイント差くらいまででないかな。

  • 神林先生の応援は?

 大事な補選、しかも自分の秘書が張り付いているっていうのに、一度も応援に選挙区入りしないのはいくら何でも…。
 寺尾聰がやって国民の人気も高いっていう設定らしいから、選挙区入りしたらテコ入れになるでしょ。神林先生冷たすぎだ。
 しかも、その他の政友党の有力者もまったく応援に入っていないみたいだし、政友党はみんな冷たいんだな。


 とりあえず、「すごい面白い!」ってほどでもないけど、ダメダメってわけでもなさそう。
 これからの注目は当選1回の身分でどう総理になるか。どうやっても荒唐無稽だけど、政務官あたりで目立つ活躍をするか、テレビ出演かなんかで国民の人気を得るか、それとも政界再編か? 
 一応、チェックしたい。


晩ご飯はステーキとトマト