映画

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

子どもと一緒に見てきましたが、小1の次女はゲラゲラ笑ってましたし、楽しい映画でした。 ピーチ姫はウーパーウーマンでマリオ顔負けの大活躍するので、別に「反ポリコレ」というわけではないのですが、インテリに評価されそうな要素をほぼ入れていないのは…

『シン・仮面ライダー』

賛否両論という感じですが、ケレン味の溢れた作品で個人的には楽しめました。 もともと小さい頃は仮面ライダーが苦手で(自分が見たのは村上弘明がやってたやつ)、断然ウルトラマン派でしたけど、『シン・仮面ライダー』と『シン・ウルトラマン』を比べると…

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

今の時期に主要人物を中国系で固めて娘の同性愛などを取り込む意識の高さと、「マサルさんか?変態仮面か?」という意識の低さが同居している怪作。 映画.comのあらすじ紹介は次の通り。 経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と…

『別れる決心』

『オールド・ボーイ』や『お嬢さん』のパク・チャヌク監督の新作。 岩山の頂から転落した男の事件を追う刑事ヘジュンは被害者の妻ソレの反応や行動に引っかかるものを感じて、被疑者として監視するようになるが、その中でだんだんとソレに特別な感情を抱くよ…

『レジェンド&バタフライ』

木村拓哉が織田信長を演じるというと見る前から満腹感がありますが、木村拓哉主演で織田信長をテーマに1本の映画にまとめるという前提の中では、けっこう面白くできたのではないかと思います。 まず、今作の信長は天才でもサイコパスでもなく、最初はカッコ…

『イニシェリン島の精霊』

物語はアイルランドの孤島のイニシェリン島に住むコリン・ファレル演じるパードリックがいつものように友人のコルムを誘ってパブに行こうとしたところ、コルムから無視されるシーンから始まります。 何かコルムを怒らせるようなことをしたのか? 悩むパード…

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

ようやく見てきましたが、映像はさすがでしたね。海を中心とした大自然が活写されているわけですけど、これを現実にある自然そのものではなくて「つくりもの」として作り上げた力というのはすごいと思います。 ただ、自分は普通の3Dで見たんですけど、これは…

『ケイコ 目を澄ませて』

評判がいいので見てきましたが、まず主演の岸井ゆきのが素晴らしく良かったですね。 岸井ゆきのをちゃんと見たのは朝ドラの「まんぷく」くらいで、年齢不詳な感じながら(中学生くらいの年齢から演じてた?)、安藤サクラ、長谷川博己、松坂慶子の間に入って…

2022年の映画

今年は去年よりはちゃんと映画を見た気がします。ただし、相変わらず立川シネマシティでやってないとどうしても見逃しちゃう問題はあって、やはり見ている人に比べれば見れていないんだと思います。 それでも、とりあえずは今年の5本をあげておきます。ちな…

『すずめの戸締まり』(ダイジンの正体について)

『君の名は。』で明らかに東日本大震災のイメージを見据えた映画を作った新海誠が真正面から東日本大震災を描いた作品。 これを少女がイケメンと出会ってそのイケメンが椅子にされて、椅子とともに全国を旅するロードムービーに仕立てるというのが、まずは良…

『アムステルダム』

中心となる3人に、クリスチャン・ベール、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のマーゴット・ロビー、『TENET』のジョン・デビッド・ワシントンを配し、さらにロバート・デ・ニーロや『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、そしてなぜ…

『ブレット・トレイン』

原作は伊坂幸太郎の『マリアビートル』、日本の新幹線を舞台にしたアクションもので主演はブラッド・ピットという作品。 新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが、大金の入ったブリーフケースをめぐって争うというストーリーですが、そこにはさまざまな思惑や因縁…

『NOPE/ノープ』

人を襲っているらしきチンパンジーの姿が写り、さらに画面が変わって黒人の親子が牧場で馬の調教をしていると、空模様が怪しくなり、空からコインが降ってきて父の頭に直撃して父が亡くなる。 これがこの映画の冒頭のシーンで、監督のジョーダン・ピールにつ…

『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる』

前編を見た時に、TVシリーズを見ていたはずなのに全然展開を思い出せなかったと書きましたが、後編もそう。いくつかのシーンは見ながら思い出したのですが、特に冠葉と晶馬の子ども時代の教団でのシーンとかは「これってあったっけ??」という感じで、11年…

『神々の山嶺』

夢枕獏の原作を谷口ジローが漫画化し、さらにそれをフランスでアニメ化したもの。ここ最近、『犬王』とか『ピングドラム』みたいなケレン味たっぷりのアニメを見ていたから、冬山や断崖といったダイナミックな自然を堂々と見せるのは新鮮だったし、表現も上…

『ベイビー・ブローカー』

是枝裕和監督が、韓国を舞台に韓国人俳優のキャスト、スタッフで作った映画。ソン・ガンホ、ペ・ドゥナなどの大物キャストを揃えて、日本人俳優は一切作っていませんが、それでも非常に是枝監督らしい作品に仕上がっています。 日本にもある「赤ちゃんポスト…

『PLAN 75』

75歳以上が自ら生死を選択できる制度(PLAN 75)が国会で可決された近未来の日本という設定は、正直なところセンセーショナルだけど平凡ですし、冒頭で相模原の障害者殺傷事件の植松被告を思わせる人物が登場するのも平凡です。 ですから、見始めたときは「…

『犬王』

見終わった最初の感想は「これはクイーンであり、犬王はフレディ・マーキュリーだ」ということ。映画の中のかなりの時間をステージのシーンが占めているのですが、それがとにかく過剰。 湯浅政明監督は、アニメならではのさまざまな効果を存分に使って作品を…

『シン・ウルトラマン』

いろいろと賛否両論あるみたいですが、個人的には面白かったです。 なんといっても山本耕史のメフィラス星人は最高ではないですか。ここ最近の実写のキャラの中ではピカイチと言ってもいいくらいで、「私の好きな言葉です」のセリフといい、このキャスティン…

『RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略』

昨年、放送から10周年を迎えたTVアニメ「輪るピングドラム」の劇場版。 子ども姿で記憶をなくしている冠葉と晶馬が池袋のサンシャイン水族館で不思議な赤ちゃんペンギンに出会うところから映画はスタートします。TV版の最終回で冠葉と晶馬は子どもの姿になっ…

『コーダ あいのうた』

今年のアカデミー賞の作品賞と助演男優賞(トロイ・コッツァー)、脚色賞を獲った作品。 冒頭は漁船のシーンで、主人公のルビーが歌いながら漁を手伝っていますが、一緒に乗っている父と兄は気にしていません。なぜなら、二人とも耳の聞こえない聾唖者だから…

『ベルファスト』

北アイルランドのベルファスト出身のケネス・ブラナーが監督・脚本を務めた作品。ケネス・ブラナーの自伝的要素も強いと言います。 最初は、鮮やかな現在のベルファストの映像から始まりますが、舞台となる1969年のシーンが始まるとモノクロになり、プロテス…

『ドライブ・マイ・カー』

去年の秋から見たいと思いつつも予定が合わなくて「見逃したか…」と思ってましたけど、ようやく見ることができました。 原作は村上春樹の短編で未読なのですが、村上春樹の短編がここまで複雑な構造の話になっていることにまず驚きました。 主人公は舞台俳優…

『クライ・マッチョ』

クリント・イーストウッド、91歳にして監督と主演を務めた作品。 舞台は1980年、かつてはロデオ界のスターだったが、落馬事故をきっかけに落ちぶれた年老いたカウボーイのマイク(クリント・イーストウッド)は、かつての雇用主で恩人でもある人物に「メキシ…

『決戦は日曜日』

宮沢りえが2世議員を、窪田正孝がその秘書を演じた選挙をテーマにした映画。社会科の教員としては見ておかねばと思って見に行ってきました。 谷村(窪田正孝)は、地方都市に地盤を持ち民自党で防衛大臣も務めたことがある(映画中で言及はないけどかなりの…

2021年の映画

毎年書いている記事なので一応今年書きますが、今年はぜんぜん映画を見れておらず、しかも「これ!」といったものもないのでそんなに書く意味はないような内容。 コロナという要因も大きいのですが、それ以上に会員になっている立川のシネマシティが、TOHOシ…

『DUNE/デューン 砂の惑星』

原作も未読ですし、デヴィッド・リンチの『デューン/砂の惑星』もリンチ好きのくせに見ていないのですが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ということもあり、ハズレはないだろうということで見てきました。 映像はさすがドゥニ・ヴィルヌーヴで言うことはないです…

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

見るちょっと前に上映時間が163分という情報を知って「そんなに長いの?」と思いましたが、見終わってみれば全然飽きずに見れました。 監督のキャリー・ジョージ・フクナガは初めて聞く名前でしたが、前作までのサム・メンデスのトーンをよく引き継いでいて…

『返校』

以下は映画.comに載っている解説 2017年に発売された台湾の大ヒットホラーゲーム「返校」を実写映画化。国民党政権下の白色テロ時代を題材に描いたダークミステリーで、第56回金馬奨で最優秀新人監督賞など5部門を受賞した。1962年、台湾では中国国民党によ…

『竜とそばかすの姫』

いろいろと脚本の穴もあって批判も多いのだろうけど、個人的にはこの映画のゴージャスさを買いたい。実写を含めて、ここ最近の日本映画の中だと一番ゴージャスな映画と言えるんじゃないでしょうか? まず、誰もが認めるであろうことは音楽と中村佳穂の歌の良…