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 Whitney/Light Upon the Lake

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Whitneyはアメリカ・シカゴ出身のバンドで、Max Kakacek、Julian Ehrlich、Josiah Marshall、Will Miller、Malcolm Brown、Print Chouteau、Charles Glandersの7人組。 レーベルはSecretly Canadianでいかにもインディー色の強いバンドです。 まず特徴はやや…

 Travis/Everything At Once

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Travis、3年ぶり10枚目のアルバム。下の写真を見ればわかるようにジャケがダサいので、同じくジャケのダサかった「Ode To J. Smith」みたいな出来では?と心配しましたが、これは悪くない。 10曲収録ですが、アルバムトータルタイムは34分ほど。3分前後の短…

 The Joy Formidable/Hitch

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ウェールズ出身のリッツィ・ブライアン(Ritzy Bryan)、リディアン・ダヴィズ(Rhydian Dafydd)、ジャスティン・ステイリー(Justin Stahley)の3人組の3枚目。 1stは女性ボーカルのリッツィの跳ねまわるような歌声が印象的でしたが、2ndはその勢いが落ちた感じ…

 The Lumineers/Cleopatra

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コロラド州デンヴァーを中心に活躍するフォーク・ロック・バンドの2ndアルバム。 セルフタイトルの1stは、Of Monsters And MenとかMumford & Sonsあたりと同じ流れに乗った感のあるアルバムで、やや古臭い感じのフォーク・ロックをちょっとポップなアレンジ…

 Hinds/Leave Me Alone

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スペイン出身のガールズバンド。別にラテン音楽っぽさとかはなくて、いわゆるガレージロック。 とにかくこのバンドの特徴はガールズバンドならではのキラキラ感とかフレッシュさがなくて、やさぐれている感じで最後まで押し通すこと。 ガレージバンドという…

 Kendrick Lamar/untitled unmastered.

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先月、Kendrick Lamarが急遽配信でリリースした無題のアルバム。 曲のタイトルも1曲目は"untitled 01 l 08.19.2014."といった具合にすべて無題。それに曲順と制作されたと思われる日付が並んでいます。日付の殆どは2014年のもので2013年が1曲、さらに2014ー20…

 Diiv/Is the Is Are

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ファッションモデルや、映像ディレクターとしても活動するZachary Cole Smithがフロントマンのバンドの2nd。1stからけっこう評判で、フジロックにも来ていたらしいですが、自分は今作で初めて知りました。 なんでもZachary Cole Smithはドラッグ所持で逮捕さ…

 Daughter/Not To Disappear

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2010年にヴォーカルのElena Tonraを中心にロンドンで結成された3ピースバンドの2ndアルバム。前作も良かったですけど、今作は更にいいです。 このアルバムはとにかくギターが素晴らしい!ギターはIgor Haefeliという人物なのですが、彼はプロデューサーでも…

 The Most Serene Republic/Mediac

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10年前に当時StarsやBroken Social Sceneなんかが在籍していたArts&Craftsから、「Underwater Cinematographer」というなかなかよいアルバムを出したカナダのバンドThe Most Serene Republic。 その後のアルバムがいまいちでその後の活動を追っていませんで…

 2015年ベストアルバム

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今年は枚数聴けず+期待していたDeath Cab For Cutie、MUSE、Of Monsters And Menあたりがいまいちで10枚選べず…。5枚だけあげたいと思います。 1位 Kendrick Lamar/To Pimp A ButterflyTo Pimp a ButterflyKendrick Lamar Aftermath 2015-03-23by G-Tools …

 tha BOSS/IN THE NAME OF HIPHOP

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Tha Blue Herbのフロント、BOSSのソロアルバム。客演にYOU THE ROCK★がいたり、DJ KRUSHのトラックがあったりと、すべてのトラックをO.N.OがつくっていたTha Blue Herbに比べると、トラックに関してはバラエティに富んだアルバムといえるでしょう。 ただ、BO…

 Vance Joy/Dream Your Life Away

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オーストラリア出身シンガーソングライターVance Joy(James Keogh)のデビューアルバム。去年の秋の発売ですが、最近になって知って買いました。 オーストラリアの音楽に疎い者からすると、スウェーデンのJens LekmanとかTimo Räisänenとか、そのあたりのア…

 The School/Wasting Away And Wondering

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ウェールズ出身の8人組の3rdアルバム。前作、前前作に引き続きちょっとオールディーズの香りのするストレートなポップがズラリそろったアルバム。全12曲入りですが、アルバムのトータルでの時間は33分ほど。気持よくさらっと聞ける曲が揃っています。 前作…

 ふくろうず/ベイビーインブルー

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ふくろうずのミニアルバム。フルアルバムが2枚でミニアルバムが4枚目になるのかな? 冒頭は、かなり間が抜けた感じの内田万里の「かぁも〜ん」から始まる"ハートビート"。 つづく、"ドーナッツどーなってんの?"は、タイトルからして「「ドレミファ・どー…

 Youth Lagoon/Savage Hills Ballroom

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アメリカ・アイダホ州出身のトレバー・パワーズのソロ・プロジェクトの3枚目。 デビューアルバムの「The Year Of Hibernation」では、か細く壊れそうな音を鳴らしていたYouth Lagoonですが、このあるばむはかなり堂々とした感じ。冒頭の"Officer Telephone"か…

 Beirut/No No No

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Beirut、4年ぶりのアルバム! とは言っても、全体の収録曲は30分ほどで、ミニアルバムと言ってもいいようなボリュームです。 前作の「The Rip Tide」はそれまでの「バルカン・フォーク」路線に少しエレクトロニカが入ってそれが絶妙な味を見せていましたが、…

 Alabama Shakes/Sound & Color

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ちょっとは流行の音楽も聴いておかなければということで手にしたのが、このAlabama Shakes/Sound & Color。 確かにこれは音楽ファンから高い評価を得るのも納得。聴いた感じは古臭さも感じさせるようなブルースやソウルの香りを漂わせるロックで、過去からタ…

 The Velvet Teen/All Is Illusory

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すっかりその名を忘れていたThe Velvet Teenですが、まさかアルバムのリリースがあるとは! 日記を見返してみたら、前作の「Cum Laude」が2006年なので9年ぶり。とっくに解散していたと思っていました。 The Velvet Teenはデビュー当時はDeath Cab For Cutie…

 SHERBETS/きれいな血

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前作「STRIPE PANTHER」は店頭でデラックス盤しか見かけずに結局スルーしてしまったSHERBETSですが、今回は税抜き2500円というお求めやすい価格だったので買いました。 路線としては前前作の「Free」の延長線上にある感じで、基本的に静かな曲が多いものの、…

 Muse/Drones

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Museの7枚目のアルバム。個人的に前前作の「The Resistance」がいまいちで、前作の「The 2nd Law」はまあまあといった印象でしたが、この「Drones」もまあまあといったところでしょうか。 サウンド的には今までのいろいろな試みをすbてぶつけてきている感じ…

 Of Monsters And Men/Beneath The Skin

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前作の「My Head Is An Animal」が素晴らしかった(個人的には2012年のベストアルバムだと思う)Of Monsters And Menの2ndアルバム。Of Monsters And Menはアイスランド出身の6人組でデビューアルバムの前作で一気にブレイクしたバンドです。 デビュー作が大…

 Mr.Children/REFLECTION

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前作の「[(an imitation) blood orange]」が全く冴えなかったミスチルのニューアルバムですけど、これはよい! [(an imitation) blood orange]のダメな点は、以下の2つの点。 1、東日本大震災を受けて、それなりに感動的な歌をつくろうとしているんだろう…

 チャットモンチー/共鳴

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橋本絵莉子の出産などを経て2年7ヶ月ぶりにリリースされたチャットモンチーの6枚目のアルバム。 とにかく、「よくぞここまでたどり着いた」(前作「変身」の"コンビニエンスハネムーン"より)という感想ですね。 チャットモンチーは、デビューから3枚目はい…

 Laura Marling/Short Movie

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イギリスのシンガーソングライター、Laura Marlingの5枚目のアルバム。 Laura Marlingは1stの「Alas, I Cannot Swim」と2ndの「I Speak Because I Can」、さらにLaura Marlingが参加していたNoah And The Whaleのアルバム「Peaceful, The World Lays Me Down…

 Sufjan Stevens/Carrie & Lowell

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前作「The Age Of Adz」で、歪んだ不穏な世界を描いてみせたSufjan Stevensですが、今度は一転してシンプルなフォーク路線。 実は2012年にSufjanの母親が亡くなったらしく、タイトルの「Carrie & Lowell」もその母の名前を継父の名前からとられているようで…

 Death Cab For Cutie/Kintsugi

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Death Cab For Cutie、3年10ヶ月ぶりのリリースとなる9枚目のアルバム。リリース期間が開きましたが、この間にメンバーの一人であったクリス・ウォラが脱退し3人組となるなど、バンドにも色々とあったようです。タイトルの「Kintsugi」(金継ぎ=割れた陶器…

 Kendrick Lamar/To Pimp A Butterfly

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1stの「Section.80」に収録されている"Rigamortus"のかっこよさにしびれたKendrick Lamar。ジャズのトランペットのサンプリングをループ的に使ったトラックが気に入ったわけですが、実は評価の高い前作「good kid, m.A.A.d. city」に関しては、そういったト…

 ALVVAYS/ALVVAYS

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カナダの女性2人、男性3人編成のバンド、ALVVAYSの1stアルバム。「ALVVAYS」表記でオールウェイズと読ませます。 ローファイなポップバンドで、サーフ系とかにはいるんだろうけど、個人的にはThe High Water Marksとか北欧のローファイ系バンドを思い起こさ…

 自分の洋楽の趣味を振り返る2003〜2014

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自分は毎年、その年の洋楽でよかった曲を11〜14曲くらい集めてプレイリストをつくっているのですが、2月は引っ越しがあった関係でほとんどCDを買えず、それを過去にさかのぼって聴いてました。 で、それを聴いていたら、自分の音楽趣味の変遷やその時のシー…

 TV On The Radio/Seeds

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個人的に00年代No.1とも言っていいバンド、TV On The Radioの5枚目。 前作の「Nine Types Of Light」がかなり地味な感じだったのに比べると、今作はかなり派手でポップ。印象としては「Dear Science」に近い感じです。 とにかく、全体を通して聴きやすい曲が…